コラム

糖分を減らせばむし歯が減る!?

皆さんこんにちは。
大阪府門真市の歯医者、「ばば歯科医院」です。
 
歯の手入れをしておけば、十分なむし歯予防になると思ってはいませんか?
実は食べ物や飲み物から摂る砂糖の量を減らすことも、むし歯予防には大切です。
 
今回はむし歯と砂糖の関係についてお話します。
 
 


年間15キロ以上の砂糖でむし歯が一気に増える

むし歯を予防するためには、砂糖の多い食べ物・飲み物はできるだけ控えるのがおすすめです。
 
海外の研究では、1年間に取った砂糖の量が15キロくらいまではむし歯になるのを抑えられるが、15キロから35キロの砂糖を1年間に取ってしまうとむし歯が急激に増える、という研究結果が出ています。
また、6~18歳の子どもへの調査で、砂糖が入った食べ物をたくさん食べている子供は、あまり食べていない子どもに比べてむし歯になっていた、とも報告されています。
 
この結果から、砂糖を取る量を抑えることでむし歯予防につながるといえます。
 
 


砂糖を取る回数を減らせばむし歯予防に

スウェーデンでは1940年代後半~1950年代前半に、砂糖を取る量がむし歯の発症に影響するかどうか調査が行われました。
トフィーという歯にくっつきやすい砂糖菓子を食事とともに食べた人と、食事とおやつの2回食べた人とで比べると、2回食べた人の方がむし歯が増えたのです。
 
つまり、砂糖を取る量だけでなく、砂糖を取る回数が増えるともむし歯になりやすくなると言えます。
むし歯予防のために、砂糖入りの食べ物や飲み物の「量」を減らすのとともに、砂糖入りの食べ物や飲み物を取る「回数」を減らしましょう。
 
 


キシリトールでむし歯予防

砂糖の代わりとなる甘味料、キシリトールはむし歯予防に活躍します。
 
フィンランドでの研究を紹介します。
砂糖、果糖、キシリトールなどの甘味料が入ったおやつを食べた人を調べたところ、キシリトールなどの甘味料の入ったおやつを食べている人の方が、砂糖や果糖入りのおやつを食べた人よりもむし歯になりにくくなりました。
 
このように、おやつを買う時には砂糖や果糖入りではなく、キシリトール入りのガムやキャンディーなどのおやつを選ぶのがおすすめです。
 
 


プラスの予防でむし歯を防ぐ

「砂糖入りの食べ物・飲み物を取る量と回数を減らす」「キシリトールの活用」以外にも、フッ素入りの歯磨き剤を使ったり、歯科医院でフッ素塗布を受けておくと、より確実にむし歯を防げます。
 
当院では全身の健康も考えた予防に取り組んでいます。お口の健康づくりを考えたら、ぜひ当院にご相談ください。

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